ソーシャルレンディングのメリットとデメリットについてご紹介します。

ボロワーのメリット・デメリット

メリット

ソーシャルレンディングの一番のメリットは、低金利で借入ができる可能性が高いことです。また、資金の使用用途にはほとんどこだわっていないので、借り手側の自由度が高い上に、借入の際に担保や保証を必要としません。

オークション型であれば、ボロワー(借り手)は自ら希望の金額と金利を設定することができ、それに応じるレンダー(貸し手)がいれば希望の融資が成立します。それに対しマーケット型はオークション形式は取り入れていないため、借入までのスピード対応が可能となります。

デメリット

レンダーが集まらなければ希望の借入金額を集めることができない可能性があり、金利も下がりにくくなります。

レンダーのメリット・デメリット

メリット

投資家は自分の許容範囲で投資することができ、リスクに応じて希望の利回りを自ら設定できることです。

オークション型はボロワーが借入の理由を明確にして公開する必要があるため、投資したい相手を自ら決定することができます。マーケット型は運営会社が入念に審査したボロワーのランク付けに対してレンダーが希望の金額や金利を投資し、自動的に分散投資を行うため、他の投資に比べて管理が容易で低リスクだと言えます。

デメリット

レンダーはあくまで運営会社に投資をしていることになり、ボロワーの債務不履行があった場合は、投資した金額の元本が戻ってこない可能性があります。