ソーシャルレンディングの企業比較や基礎知識をご紹介します。

中国-銀行に管理指示

中国銀行業監督管理委員会は市中銀行に対し、個人間融資（P2P）仲介会社に大きな業務リスクが存在するとして、これらリスクの予測管理を着実に行うよう通達した。

銀行融資が引き締められる中で、中国ではこのところP2P仲介サービス業が急速に成長している。いわゆるソーシャルレンディングだ。債務者や債権者の情報を収集したり、不動産や自動車などの担保評価を行ったりして、仲介料を稼いでいる。

同委は「個人間融資リスクに関する通知」を発表し、銀行に対して、個人間融資仲介会社の「ファイヤーフォール」となるよう求めた。また個人間融資のリスクが銀行システムにまで広がることを防止するため、個人が銀行から得た融資を個人間融資に使うことを仲介会社が手助けする行為を禁じた。

【2011年9月25日】